第58回まちづくり推進委員会”地域支え合い分科会(研究会第7回)”議事録

まちづくり推進委員会

〇日   時  2026年3月13日(金) 午前10時~11時30分

〇開催方法  ZOOM

〇参加: 7名                                

👉東京大学高齢社会総合研究機構(IOG):1名

高瀬麻衣 特任研究員

👉地域支え合い分科会:6名

1 本日の内容

【高瀬先生】 A委員の作成した“骨子(試案)”をベースに、“提言”のまとめ方を検討したい。

【A委員】 “骨子(試案)”について説明

【B委員】 “骨子(試案) 4 「三階建ての地域福祉から」の脱却へ”の「アドホックな場所(ex ワークショップ)」では、白扇会が、昨年の夏休みに「子ども自由研究応援企画」として「カブトムシの標本の展 示」を実施した(8/6・13・20・27)。今年は、当町内の大学生が「生きた昆虫のブリーダー」をやっていることがわかったので、これと「標本」を組み合わせた企画を考えたい。

【C委員】昨年秋ごろに町内会防災部で「防災用品展示会」を行ったが、アドホック(目的限定型)なものとして、4ブロックでは、防災用トイレの購入あっせんを実施し、78世帯中14世帯から20セットの申し込みがあった。また、美化の関係では、町内清掃とは別に、町内のひまわりの会が、毎月バス通り(湘南町屋駅からロータリーまで)のゴミ拾いを実施している。

【D委員】 3月1日、西鎌倉で「移動支援」に関するシンポジウムがあり参加したが、

       👉202602_01_西鎌倉モビリティ革命_1.jpg (1240×1752)

市が策定中の「地域交通計画」の中で、当町内は「交通困難地域」に指定されていないようだ。

【A委員】 シンポでは、市が策定中の「計画」について報告があったが、公表されている資料を見る限り、西鎌倉は指定されるようだが、鎌倉当町内は「交通困難地域」に指定されていないと読める。

    👉鎌倉市交通計画検討委員会資料:16koutsushiryou.pdf 👉P32:交通不便地域とは

👉(仮称)鎌倉市地域公共交通計画策定に関する 地域との意見交換会(20250910):0910giziyoushi.pdf

【E委員】鎌倉市は、二階堂地区で2019年に「交通実験」を行い、その結果を市は報告しているが、具体 に実施されることはなかった。

👉鎌倉市/新交通システム実証実験「鎌倉オンデマンドモビリティ」について

👉kamakuraondemandmobility-report.pdf

 深沢地区の再開発の中で、当然、周辺との交通が問題となるので、その中で近隣地域の「移動困難問題」を解決する方法が考えられる。

【F委員】白扇会では、班長以上の16名を「コンシェルジュ」と位置づけたが、より具体的に、会員から運転手を募り、最初は、白扇会カフェや町内カフェなどの行事のときに、自家用車の乗合を試行し、ある程度軌道に乗ったら、町内会に広げることを提案しようと思っている。まず、出来そうなところから、具体的チャレンジするということだ。

【D委員】白扇会カフェ、町内カフェも、町内会員から様々な話題提供をするなど、この3年ですっかり定着し、毎回数十名が、珈琲を片手に語り合う場になっている。

【高瀬先生】後藤先生から、次のとおり、「まとめ」の部分について文章が送られてきたので、これについて議論をしたい。

👉しかし高齢化が進む住宅地は、大平山丸山地区だけではない。鎌倉市には、住宅、福祉、交通、子育て、 地域福祉を縦割りで扱うのではなく、「住み続けられる住宅地を支えるコミュニティ戦略」として横断的に位置づけて、住民主導のまちづくりを伴走していただきたい。住民の自主性は重要であるし、できる限り進めていきたいと考えているが、自主性だけでは続かない領域に、行政がどう伴走するかを一緒に考えていただきたい。具体的には、次の5点を提言したい。

  • 地域包括支援センター等との連携強化:

地域包括支援センターが地元住民組織と連携して軽度要介護者等を地域の支え合い活動につなげられるよう、モデル事業等を通じて、地域包括支援センター側にも必要な費用を措置し、制度と住民活動の橋渡しを進められないか。

  • 住民活動を支えるコーディネーター配置:

地域のサロン、カフェ、見守り、子育て交流、移動支援、防災等の活動を住民任せにせず、地域資源の把握、担い手の発掘、関係機関との調整、モデル事業の立ち上げを担うコーディネーターを配置し、住民活動を継続可能な仕組みとして支えられないか。

  • 小さくてもよい地域拠点の整備:

住民同士の支え合いや交流が日常的に生まれるよう、既存の町内会館、集会所、公園、空きスペース等を活用し、高齢者の居場所、子育て世帯の交流、見守り、相談等を複合的に担う小さな地域拠点を整備し、地域の関係性を育てる基盤をつくれないか。

  • 移動支援を公共的事務局機能とセットで検討:

オンデマンド交通や支え合い型送迎の取組を単発の社会実験で終わらせず、運転手確保、利用調整、事故時対応、周知等を担う公共的な事務局機能をあわせて整え、市や公共的主体が核となって地域の移動支援を継続可能な仕組みとして支えられないか。

  • 子育て支援を道路安全・公園・学校等の周辺環境整備と一体で推進:

子育て支援をイベントや近居促進だけでなく、安全な通学路・生活道路、公園や遊び場へのアクセス、学校周辺を含む生活環境整備と一体で進め、歩車分離、見通し確保、速度抑制、危険箇所改善等を通じて、子育て世帯が安心して住み続けられる住宅地環境を整えられないか。

  • みらいふる鎌倉等を活用したシニア人材の地域参加の促進:

鎌倉市には、経験、技能、ネットワーク、志を持ったシニアが数多くいることから、地域ごとの担い手だけに依存するのではなく、みらいふる鎌倉など市域レベルの老人クラブ組織も活用し、生活支援、見守り、子育て支援、居場所づくり等に参加できる仕組みを整えられないか。あわせて、老人クラブを単なる交流団体としてではなく、地域の支え合いを支える人材基盤として位置づけ直し、その潜在力を活かしていく体制づくりを提案したい。」

【F委員】住民の自主的は重要である。我々がやることを手伝って欲しい。補助金とかで規制して欲しく ない。「住民が考えるところを市が助けてね」と、いうことを強調したい。

【C委員・E委員】防災の観点からみても、子供たちの災害時の対策というのは町内でもできていない。学校は地域とはタッチしていない。学校と町内の連携が何らかの形で入れて欲しい。例えば親が仕事に出ている場合、災害が起きた場合に子供をどうケアするのか。学校と地域住民との協力が必要なのではないか。教育委員会の方針もあって難しいけど、市が仲立ちしてくれた方がよりサポートができるのではないか。もっと多方面で学校とのコミュケーションを増やしていきたい。地域支え合いの交流にも関係してくる。

【高瀬先生】今日の検討内容をふまえ、さらにまとめていきたいので、よろしくお願いしたい。

👉分科会出席委員、了承。 

文責 1D 小林 淳

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