〇日 時 2026年5月29日(金) 午前10時~11時20分
〇開催方法 ZOOM
〇参加: 10名
👉東京大学高齢社会総合研究機構(IOG):1名
高瀬麻衣 特任研究員
👉地域支え合い分科会:9名
〇本日の内容
【高瀬先生】
“住み続けられる住宅地を支えるコミュニティ戦略(たたき台)-大平山丸山町内会での実践から見 えたこと-”をベースに「提言」(案)を、研究者でまとめているところなので、今日の分科会では、この間の町内の取組みについて、議論をしたい。
1 【A委員】
町内親睦会(男組酒付き:10数名のメンバー (63歳~93歳))も、コロナ禍が一段落した2023年6月に再開して3年がたった。その間、相互の関りが深まってきたので、改めて、先月(28日)の親睦会で「まちづくり推進活動を振り返る」ということで話題提供をした。👉添付ファイル
その中で、いろいろな話題が出たが、私としては、「町内の子育て世代が、「まちづくり」」に意義を見だせるか」が課題だと考えている。ところで、 「町内親睦会」のような取り組みの情報はあるか?
【高瀬先生】
他国の例だが、オーストラリアで「Men’s Shed」という活動が活発なようだが、日本に合うような取組みについてはこれからの課題だと考える※。
※ 「男性たちの小屋」:高齢男性が自分の好きなことに没頭できる小屋、さまざまな取り組みを行うことができる空間を指す。1990年代にオーストラリアで生まれ、「退職後の高齢男性の生きがい作りにもつながる」とイギリスやアイルランド、デンマーク、カナダなど各国に広がった。全世界で1,800以上も誕生し、利用者は10万人を超えるといわれる。
2 【B委員】
「町内の子育て世代が、「まちづくり」」に意義を見だせるか」ということでは、「子ども会」が休止 していることもあって、白扇会として「夏休み子ども自由研究応援企画!ワクワク体験イベント!」というテーマで「巨大昆虫展」などを催した。そこでの反省も踏まえ、今年は、町内の大学生(農学部)とコラボして+いきもの展(昆虫)+スピーカーづくり、などの企画を検討中である(開催日:7/26(日)、8/1(土))が、問題は、宣伝👉集客である。
【C委員】
町内回覧だけでなく、①子ども夏休みラジオ体操 ②地域の学童保育所、にお知らせをすることも考えている。
3 【D委員】
毛利委員の発案で、地元の大学生のボランティア活動(湘南鎌倉医療大学)と、当町内の活動(白扇会など)とのコラボが可能かどうか、地域包括湘南鎌倉に相談したところ、6月8日(月)に、大学事務局と話し合いを持つことになった。
4 【C委員】
6月4日に開かれる「白扇会カフェ」では、町内の元技術者に「人工衛星の開発」について、お話をしていただくことにしている。このときの雰囲気を踏まえ、町内にも参加を広げようということになれば、さらに7月19日の「町内カフェ」で行うことを考えている。
なお、「まちづくりの輪」を広げるには、それぞれが自分なりに「まちづくり」への当事者意識を持てるかがポイントだと考えている。
5 【塚田委員(社協)】
社協では、「生活支援コーディネーター」として「深沢会議」の他、地域の自主防災活動の連携に
コミットをしており、当町内の防災部とも関係を強めている。👉鎌倉市災害ボランティアセンター
(参考)かまくら ささえあい福祉プラン 第6次地域福祉活動計画
(令和6年度 (2024年度~令和10年度(2028年度):sasaeai_plan.pdf
また、深沢中学校での「地域防災学習」とも関わっている。
👉 【かまくらボランティアセンターより】鎌倉市立深沢中学校では、令和3年度から総合的な学習の時間の一環..|鎌倉市|鎌倉市民ニュース
【D委員】
当町内では、コロナ禍を経て、2023年度から「防災訓練」を再開し、今年度は11月29日に実施されるが、毎回、100人以上が、防災要員として参加している(12ブロック48班)。
こうした実際の取組みに、中学生が「学習」として関われば、地域における防災上の問題点が、中学生にも生き生きと見えるのではないだろうか。
6 【C委員】
今年3月に開かれた「西鎌倉モビリティ」シンポに白扇会として参加したが、その中で「市地域交通計画」見直しが出ていた。👉添付ファイル
その具体的施策化として、5月25日の新聞記事に「大船駅深夜タクシー45分待ち、高齢化進む西鎌倉…鎌倉市が「公共ライドシェア」実証予算」と報じられた。
👉 大船駅深夜タクシー45分待ち、高齢化進む西鎌倉…鎌倉市が「公共ライドシェア」実証予算 – 産経ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/3529ff8ee7b4ce2b9a89d593818c2690327eca7b
移動問題でも、単に「減便問題」を問題視するだけでなく、出来るところから地域で具体的な積み重ねをしてきたということで、「西鎌倉」を対象に「実証予算」ということに繋がったと思う。
【高瀬先生】
研究者による(案)作成次第、分科会を行いたいがよろしいか。
👉分科会出席委員、了承。
以上
文責 1D 小林 淳
添付記事1
まちづくり推進活動を振り返る 26.4.28. 八木英樹
1、発端
2016年 町内会長をお引き受け。役員13名、任期1年で地域社会の活動の経験者なし。外部の有識者の知見活用を模索。鎌倉市の都市計画課長から情報提供「市の都市計画審議会議長を20余年なさっておられる東大教授(兼東大・高齢社会総合研究機構長)大方潤一郎先生が、鎌倉市のどこかをモデル地区として、超高齢社会に対応したまちづくり活動プロジェクトを始めるお考え」 大方先生にメールを差し上げ、当町内会をモデル地区にお考えいただきたいと訴求。先生は難色を示すも、お越しになって打ち合わせ持つことに同意。
2017.2.19 大方先生ご来会、打ち合わせ。当町内会をモデル地区にすることを決断。市・都市計画課)館下課長他2名 町内会)八木、河野健司、宮田進、川島明子、千葉和義、鈴木通弘
2017年度 高齢社会総合研究機構(IOG)の先生方が来会され、5回のワークショップ(対話集会)を開いて、住民(毎回20~50名参加)の意見をもとに現状分析と課題の特定を行う。住民の望む未来像実現に向けたコミュニティ戦略をまとめる。
2,まちづくり活動
2018年7月 まちづくり推進委員会発足
<基本理念> 1.お年寄りが健康自立寿命を延ばし、住み慣れた我が家でご近所とお付き合い
しながら、最期まで元気に暮らすことのできるまちづくり
2.子育て世代が住みたいと思うまちづくり
優先順位の高い課題に取り組むため、3つの分科会立ち上げ
地域支え合い分科会:弱者に対する共助の仕組みの検討と実践
移動支援分科会:運転免許返納後、生活の質を支える移動手段の検討
子育て支援分科会:共働きの子育て世代にとって住みやすい環境の整備
2019年2月 まちづくりに関するアンケート実施(全戸配付)
配付数:972世帯、回収数:728世帯(回収率74.9%)
3,分科会活動
1)地域支え合い分科会(IOG 高瀬麻以先生ご指導) 51回開催
「助け合いの会」の活動を継承し、町内の高齢者世帯の困りごとに対する共助の活動。
アンケートで示されたご意見を反映した活動方針。
お助けコンシェルジュ。地域包括支援センター、社会福祉協議会との連携を模索。
2025年4月以降、白扇会が研究会を立ち上げ、分科会活動を引き継ぐ。
2)移動支援分科会(IOG 似内遼一先生ご指導) 29回開催
高齢者がマイカー運転断念後も、QOL(生活の質)を支える移動支援の在り方の検討。
・移動支援機器(電動いす、シルバーカー)の利用体験
・高齢者の行動実態調査(アンケートとインタビュー)
・町内の歩行経路の実地調査(大方先生のゼミの学生動員)
・町内散歩の休憩用いすの設置(4か所)
・各地の移動支援サービス事例の勉強
コミュニティバスの現状と課題
MaaS実証実験、商用化の情報収集
スローモビリティ、チョイソコの調査
・20年7月 産総研のMaaS実証実験募集に、TIS, クレメンテックと組んで提案、非採択。
当町内の高齢者移動支援対策としてMaaSの商用化は、公的支援、運転手の確保、採算性の面から、 困難。
白扇会が活動を継承。
3)子育て支援分科会(IOG 荻野亮吾先生ご指導) 56回開催
丸山子ども会、大平山子ども会の活動を前提として、それを補完する活動を検討、実施。
・未就学児のママさんを対象とするオープンハウスの開催(月1回)
情報交換(保育所、幼稚園、クリニック、買い物など)、コロナ禍で中断
・アンケートで要望の多かったプログラミング教室、陶芸教室の開催(夏休み)
・クリスマスリース教室、ボトリウム教室開催
・24,25年の餅つき大会を子ども会から引き継ぎ、実施。
・25年度で子ども会は役員のなり手がなく活動を休止。役員会に子供連絡担当を設け、子育 て世帯との情報網構築を図る。夏祭り、夏休み中のラジオ体操、市民運動会、ハロウィン、餅
つき大会などのお知らせと参加呼びかけ。
4、まちづくり活動のプレゼンテーション
1)鎌倉市の深沢地区有志懇談会
20.1.31(金)10:45~12:15 鎌倉芸術館
超高齢社会対応のまちづくりはなぜ必要なのか? 大方潤一郎先生
大平山丸山町内会におけるプロジェクトの進捗状況 後藤純先生
各分科会の取り組み状況 小林淳、八木英樹
2) IOGの先生方の著作への反映
「超高齢社会のまちづくり」 後藤 純先生
「地域社会のつくり方」 荻野 亮吾先生
「地域教育経営論~学び続けられる地域社会のデザイン~」 荻野亮吾先生、丹間康仁先生
3)鎌倉市への提言(準備中)
地域包括ケアシステムの構築の必要性 高齢者対策の見直し:要支援、要介護者への支援+健常者のQOL維持の支援 以上
添付記事2
シンポジウム「西鎌倉モビリティ革命2026」のあらまし
〇日 時 2026年3月1日(日) 午後2時~3時30分
〇開催場所 腰越行政センター多目的室
〇参加:白扇会4名
◎あらまし
👉202602_01_西鎌倉モビリティ革命_1.jpg (1240×1752)
👉西鎌倉エリアの概況・腰越(1丁目~5丁目を除く)・津・西鎌倉・手広・鎌倉山
1 基調講演 「地域交通の現状」:有吉亮・名大特任准教授
〇横浜市金沢区で乗合型移送サービス『とみおかーと』の実証実験が開始 – 横浜国立大学
乗合型移送サービスとみおか―と本格運行開始! | ニュースリリース | 京浜急行電鉄(KEIKYU)
〇川崎市宮前区「つばめプロジェクト」LocaliST|ひとを活かし, まちを活かす
【川崎市宮前区】コミュニティ交通 「つばめ号」本格運行へ 看護師ら「外出づくり」実る〈川崎市宮前区〉(タウンニュース)|dメニューニュース(NTTドコモ)
〇まとめ:交通は、あくまで、人を活かし、まちを活かすための手段:本末転倒は禁物
2 鎌倉市地域交通計画の策定状況:鎌倉市まちづくり計画部井上次長
👉鎌倉市交通計画検討委員会資料:16koutsushiryou.pdf
👉P32:交通不便地域とは
👉(仮称)鎌倉市地域公共交通計画策定に関する 地域との意見交換会(2025年9月10日)
3 西鎌倉連合自治会「移動アンケート」の実施:連合自治会 市岡常務理事
👉5,400世帯に配布し、1,432件の回答:現状に不安=35%。10年後に不安=80%
4 鎌倉山コミュニティカー:鎌倉山まちづくり委員会 平山委員
👉「檑亭」の協力を得て、送迎用小型バス(運転手は社長)を、鎌倉山町内会員(700世帯) 用に、週2回(月・金)、京急バスの空き時間帯(10時、12時、15時)に運行。
実施から9カ月経ったが、利用者:約70人/日にと伸び悩んでいるのが課題。
(参考1)筑波大学学生研究レポート
「鎌倉市の交通環境と交通問題の多様性とその影響 ―地域住民の視点から(玉縄台、今泉、今泉台、鎌倉ハイランド)2024年2月」:tsukuba-kamakuraQ&A20240321.pdf
(参考2)
オンデマンドバス、赤字は9千万円に 神奈川・松田町長「補塡せず」 [神奈川県]:朝日新聞
町のAIオンデマンドバス、9300万円赤字で本格実施は行わず…町長「需要の見通し甘かった」 : 読売新聞
競合はバスではなかった——松田町AIオンデマンドバス赤字9,300万円を、3つのフレームで解剖する|藤原 隆司|東日本で一番小さい町のチョコレート屋が書く地方起業論

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